「こち亀」両さんの「カゼ保険」ってなんだろう?
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、通称 こち亀
この破天荒な巡査、両さん(両津 勘吉)の作った「両さん保険」の話が
面白かったので、ご紹介します。
ケンカに強い優秀な警官だけど、
破天荒で始末書をよくかかされ、商店街に借金をいっぱいつくっちゃう愛すべきキャラクター・・・
なんていうのは、
わたしが説明する間でもありませんね。
両さん保険は、55巻に登場します。
「両さん保険にいらっしゃい」の話では、
一時払い養老保険に加入する部長を両さんが
じじいになってもらう100万より今の10万だよ!
と笑っていると、
同僚の中川が
そう思っているのは先輩だけ、日本の保険会社の一般人の掛け金を
すべて合計すると 約6兆円 になるんですよ!
と言う。
驚いた両さんは
そんなにもうかるなら
いっちょ、自分も保険を作ってみようと画策する・・・という話。
両さんは最初、
子供たち相手に RC車両保険・RC対人保険(RC=ラジコンカー)を作り、
ラジコンカーが壊れた場合・誰かをケガさせた場合の保障をウリに
一口300円~で子供たち相手に売り出すのですが、
子供たちが車両保険に入ったとたん、
ラジコンの扱いが乱暴になり、修理の手間や支払がかさむので、
今度は「東京陸上火災保険総代理店」を名乗って
大人相手の
「カゼひき保険」
を売り出します。
この商品、風邪をひいただけで
一日3万円を支給するスゴイ保険なのですが、
イザ保険の支払いを請求しようとすると
細かい字で書かれた約款に、
- 熱が45度以上でないと支払わない
- タンコブはマンガのように10センチ以上ふくらまないと支払わない
な~んて細々書かれており(しかも約款は100ページ)
結局保険料が支払われないという・・・( ̄▽ ̄;)
まあ、これは極端な例ではありますが、
保険がいかに保険会社に都合よくできているかとか
約款がいかにわかりにくいかとか、
このへんは、共感できる話です。
ほーーんと保険の約款ってわかりにくいですもんね。
パンフレット読んだだけじゃぜーーんぜん、わかんなかったです。
保険は 家族と保険会社のシアワセのために存在している
と、ちょっぴり思うようになったら
読んでみるといいかもしれません。
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